宮城の片田舎で妻と中学生になる娘と3人で暮らす東野春男。現在、36歳のさえない中年男の彼は、口下手なことも手伝って家庭にも職場にも居場所がない。そんな彼にとってのストレス解消は、現実では言えないことを脳内でラップにして心の中で叫ぶことだった。